若くしてローンを組んで自宅を持つ人もいるが、私は61歳まで賃貸暮らし。静岡の地で27階建ての19階の分譲に入ったのは2016年。火災の際 「はしご車」 の 「はしご」 が届くのは、10階程度まで。また屋上にはヘリポートがあり、ここからの救助も期待されるが、19階はどう考えても避難には不利だ。上層階は地権者が占めるため、このような階となった。しかし、景色を楽しむには悪くない富士山向きの室にした。また、ここは東京と名古屋、京阪神を結ぶ交通の要所。
富士山ではなく、マニアックな写真を3点。先週の6月13日に発表され、2027年に引退予定となったドクターイエローの通過ショット。ここは、新幹線と東海道本線が併走。また、見え難いが写真で左上を東名が通る。この辺りの新東名は北寄りなので見えない。
2枚目は、清水港を母港とする海洋研究開発機構 (JAMSTEC) の地球深部探査船 「ちきゅう」。海面から約120 mの高さとなる 「掘削やぐら」 のみ見える。画面の真ん中の黒っぽい構造物 (Wikipediaの情報と比較すれば分かりやすい)。駿河湾を経てその背後に箱根の山々。左手前の山の右下 「薩埵峠 (さったとうげ)」 を東海道本線が走る。東京に向かってここを過ぎると、富士山が右手に見える唯一のスポット。中学3年生の修学旅行で、富士山を進行方向右手に生まれて初めて望んだ場所だ。この薩埵峠は、歌川広重の 「東海道五十三次」 の 「由比」 に描かれている。
さらに南に目を転じると3枚目の写真となり、日本平。ヤマトタケル (日本武尊) が 「草薙剣」 により九死に一生を得たとされる地。その頂上 (右端) に見える建物が日本平ホテル。ここは、テレビドラマ 「華麗なる一族」 (2007年版:主演, 木村拓哉) のロケにも使われた。ここで富士山の夕景や市街地の夜景を眺望しながらコーヒーを飲むと、1杯870円。これらはいずれもスマホ撮影 (解像度が低い)。
自宅から右下を望む。
自宅から東を望む。地球深部探査船 「ちきゅう」 の高さ約120 m 「掘削やぐら」 は、真ん中の黒い構造物。Wikipediaの 「ちきゅう」 の写真と比較すれば分かりやすい。
南に目を転じると、日本平と日本平ホテルが見える。
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